とっても素晴らしいニュースが舞い込んできました。Quasar Frameworkが大幅なアップデートを行ったのです。
Quasar Frameworkとは
Quasar Frameworkは、Webアプリの開発における革命的なフレームワークです。例えばNipoはこのQuasar Frameworkが無ければ、開発されなかったでしょう。
ベースにVue.jsを使っているため、非常に簡単に使える上、簡単なコマンド1つでWebアプリにすることができます。
これだけではありません。同じソースコードで、そのままiOSアプリにも、Androidアプリにも変換できてしまいます。おしゃれなデザインもセットで。
Nipoでは利用していませんが、コマンド1つでPC用のアプリに変換することも可能です。
さまざまなプラットフォームでの動作を求められる昨今、Quasar Frameworkはたった1つのソースコードから、あらゆるデバイスで動作するアプリへコンバートしてくれるフレームワークです。
1つ1つの技術は、確かに既存の技術でした。モバイルアプリへ変換するには、Cordovaを内部で利用していますし、デスクトップアプリへの変換にはElectronを利用しています。
しかしこれらを手動で設定するのは割と大変なものです。
全く新しくなったQuasar Framework
今回のバージョンアップは、過去の小規模なアップデートではなく、大規模な変更です。別物になったとすらいえます。
こちらが、新しいQuasar Frameworkの公式サイトです。この公式サイトは、Quasar Frameworkで作られているそうです。
SSR(サーバサイド・レンダリング)も、Quasar Frameworkがサポートする機能の1つです。SSRを使えば、アプリ開発のような感覚でホームページも作れます。ちゃんとHTML化されるので、検索エンジンに対してもしっかりアピールできます。
Quasarは資金を求めています
とても素晴らしいフレームワークですが、開発はタダではありません。多くの時間と労力をかけて、1つのフレームワークが作られています。
Quasar Frameworkは無償で自由に使うことができますが、開発者は常にパトロン・スポンサーを求めていました。
同じ開発者として、そしてこのフレームワークの将来性を信じて、合同会社サンドボックスはQuasar Frameworkのパトロンになっています。月額2,000円と、非常に少額ですが、開発者の励みになってくれることを信じています。