SVGをEPSへ変換する際、フォントが適用されない
linux上のinkscapeはコマンドで実行できるため、システムに組み込んで画像コンバーターのような役割を果たすことができます。
しかし困ったことに、使用するフォントがLinuxにインストールされていないと、(当然ですが)意図したフォントで出力してくれません。
必要なフォントはLinux上にインストールすることで、希望通りのフォントが表示されます。
Amazon Linuxにフォントをインストール
Linuxのなかでも、今回はAWSのEC2(Amazon linux)を使用しています。
たぬき油性マジックフォントをインストールするまでの手順です。
こんなに素敵なフォントが、無料で個人・商用利用を問わず利用できるのは、本当にありがたいですね。
ec2にSSHでログインしてから、作業を開始します。
フォントをec2にダウンロードする
通常のブラウザからダウンロードできればいいんですが、ec2はSSHで接続するので全部コマンド上から操作しなければなりません。
不慣れなので大変です。
ともかく、フォントファイルのダウンロードは以下のコマンドでできます
sudo wget http://tanukifont.com/download/TanukiMagic_1_12.zip
ダウンロードされたファイルはzipで圧縮されているので、解答します
unzip TanukiMagic_1_12.zip
解答されたフォルダを、 /usr/share/fonts/に移動します
sudo mv ./TanukiMagic_1_12 /usr/share/fonts/
フォントをインストールするには次のコマンドです。 /usr/share/fonts/で行うように書いてあるサイトもありますが、どこでも動きそうです。
一応移動してから実行しましょう
cd /usr/share/fonts/ sudo fc-cache -fv
これでインストールされます。実際に確認するには
fc-list
と入力することで確認できます。