スマホアプリで手軽にお小遣い稼ぎは昔の話
スマートフォンアプリ開発者にとって収入を得る方法は何通りかありますが、その中でも一番手軽なのが広告収入だと思います。アプリ自体を販売するのではないので、手軽に色々な人が使ってくれるし、売り切りではないので継続した収入を見込めるので、大変魅力的な収益モデルです。
そう、表面上はね。
スマートフォンアプリに広告配信する広告会社
日本でスマートフォン向けの広告を配信ているサービスは、google Admobか、Nendが有名です。スマートフォンアプリに限定すると、広告配信会社は実質この2つに限られます。googleは大人の事情で使えない人は、選択の余地無しでNendを使うことになります。
Nendの広告収入
広告の仕組みはシンプルです。
広告をだしたい会社がいて、広告を表示したい我々開発者がいる。それをとりもつのがNendなわけで、広告の掲載料は、おそらく入札によるものです。
3年前は、1クリックあたり10円くらいで推移していました。nendさん一生ついていきます!って思わせてくれる時期も過去にはありました。
ところがここ1年をみると、クリック単価がどんどん下がってきている。1クリックあたり3円〜5円くらいで推移しはじめたのだ。なんで?って思うが、広告業界が不況なのか、Nendが殿様になりはじめたのかはわからない。とにかく広告収入が急に儲からなくなってきました。これまで月に1万円程度の収入はあったので、副収入として、お小遣い稼ぎとしてアプリの広告収入は、決して悪くなかったのに。そして4月1日、4月2日が大変なことになっていました。
一瞬エイプリルフールかと疑いましたよ。4月1日なだけに。
1クリック1.08円
特に今日のNendはひどい。4月2日今日現在のクリック単価はなんと1.08円にまで急落している。ちなみに先日は1クリックあたり1.7円だった。
4月に入ってまた急にさがったよ。やー・・・・これはもぅ無理ですよ。
ちなみに2016年3月はこんなだった
ま、1万円行かなかったんですけどね( ゚Д゚)y─┛~~
正直これからAndroidアプリの広告収入はもっとひどくなるんじゃないかなぁって思う。そもそもアプリ自体がもはや飽和状態で、色々無理です。なので最近はスマホアプリはやめて、Web appに切り替えました。
正直思うんですよね。スマホアプリに対して、広告は完全に「必要とされていない」と。
画面が小さいのに、いちいちその狭い一部を広告が占めるとそれは結構うっとおしいんです。かといってインタースティシャル広告はどう見ても誤操作狙いで好きじゃない。
Nendと手を切って、アプリを全部完全無償で配ってもいいんですよね。こんなはした金もらったって嬉しくないんだから。
それならアプリを純粋に楽しんで使ってくれるほうが、開発者としてはうれしいと思うんです。
あ、でもそんなかっこいいこと言ってますけど、全然大したアプリ作ってないのでごめんなさいね(笑)