ホームページを管理する人にとってはおなじみ、「Search Console」
一昔前はWeb masterと呼ばれており、私は未だに習慣で「Web master」と呼称してしまうことが多々あります。
今日は、そんな「Search Console」で発生したスパムに関するお話です
悪質なスパム
このサイトのページは、自動的に意味不明な内容を生成したり、クローキングや他のウェブサイトからコンテンツを無断でコピーするといった悪質なスパム テクニックを使用したりしているか、その他の Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に大きく違反しているようです
いやちょっとまってよ!何もしてないから。
濡れ衣である・・・と思う。
Googleで一切検索に掲載されない
実際に検索キーワードをgoogleに入力しても一切表示されませんでした。まぁそりゃそうか・・・。
隠しても仕方ないので公開しますが、今回このトラブルに遭遇したドメインはwebsite05.comです。
サブドメインで3つのサイトを同時に作ったんですが、その3つ全てがスパム扱いなので、何かおかしいんですよね。だって3つが3つともスパム扱いなんて、考えられないじゃないですか・・・。
そうなると、website05.comドメインそのものに問題があるのかと思うわけです。
ドメインの前オーナーが悪質なスパム行為をしていたと推定する
とにかく身に覚えがない。普通のWordpressで作った簡単なホームページです。
クライアントからは「会社のパンフだけ渡すからあとよろしく」みたいな完全丸投げでした。
商品紹介のページとかも商品の中身を私が知らないので、全部「詳しくはお問い合わせ下さい」です。
確かに全てのページが、画像以外同じ言葉ではスパム的と思われても仕方ないのかもしれません。
いやでも3つも同時ってのはおかしいわけですよ。
過去、このドメインの所有者が居たかどうかを調べるには、weyback machineというサイトから調べることが可能です。
で、結果は
2015年にオーナーがいたんです。しかも二人。つまり私は3人目のオーナーなんですよ。中古ドメインです。
最初のオーナーはロシアっぽくて、二番目はログが残っておらず見れませんでした。
とにかく、前のオーナーが「悪質なスパム」行為をしたと仮定して話をすすめるしか有りません。
前オーナーが悪さすると、後のオーナーにも迷惑がかかります
Googleに「悪質なスパム」として認定されたサイト(というよりドメインですね)は、いわゆる「グーグル八分」になり、検索されなくなります。
その「グーグル八分」はドメインのオーナーが変わっても解除されることは有りません。そう、変わったのに解除してくれないんです。
Googleにロックの解除を申請する
とにかくぼやいても始まりません。検索されないということはあまり良い状態ではないからです。
Search consoleから「解除申請」ができるので、早速解除申請をします。
解除するに足りる理由を書いて、送信すると、自動で返信メールが届きました。
さて、あとはGoogleからどのような返事が来るのかを待つことになります
無事に解除されました
「数週間かかる」とメールに書かれていたので気長に待つつもりでしたが、思いの外返信が早く、48時間以内に返信が来ました。
良かったです。
うん、素直にホッとしました。
やはり私は悪くなかった。先代オーナーを恨むしか無いですね。
しかしまぁ、website05.comなんて誰でも考えつきそうな名前のドメインはだめってことですよね。
これからドメイン取得するときは、そのドメインが「汚染」されていないかチェックする必要があるかもしれませんね。
神経質になる必要はないですが、場合によっては余計な「手間」と「心労」を被ることになるかもしれませんので。